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コラム

荊冠旗 第2712号/15.04.27

 テレビニュース番組に政府・自民党が政権批判をするなと圧力をかけ続けている。昨年11月に安倍首相が民放の番組に出演し、アベノミクスを批判する街の声が流されたことに「選んでおられる、おかしいじゃないですか」などと批判したことは有名だ
▼その後、NHKと民放に選挙報道の「公平中立」を自民党が要請。「報道ステーション」あてにも同様の文章が個別に出された。3月にはその報ステでの古賀発言にたいして自民党が担当者を党本部によびだし「テレビ局にたいする放送停止の権限まで(政府には)ある」と恫喝をかけた
▼安倍首相は「発言が番組への圧力と考える人は世の中にいない」と居直り、菅官房長官は報ステでの圧力をかけたという発言は「事実無根」と否定している
▼権力者の発言を圧力、恫喝と考えない人間はいないだろう。「公平中立」とは政権批判は許さない、ということ意味味している
▼ついで国会で社民党の福島参議院議員が安保関連法案を「戦争法案」とのべたことまで一方的な表現だと修正を求めることまで策動されている。現政権はテレビの報道番組を監視している
▼マスメディアは第4の権力といわれるが、それは影響力の大きさもふくまれるからだ
▼メディアの根底にはジャーナリズムがある。それは常に現状を批判的に見るということだ。政権に流されないということだ。だが、その精神が死ぬとき戦争への道がはききよめられるのだ。

 

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