コラム

荊冠旗 第2770号/16.07.11

 バングラデシュでIS支部を自称する若者によって、当地の高級レストランで外国人を標的にした無差別テロがおき、20人が殺害された。このなかに日本人7人が含まれていた。犠牲になった方がたに哀悼の意を表したい
▼襲撃した若者たちはバングラ社会を覆分裂、貧富や格差問題から、ネットなどを通じてISの影響を受けたと思われる
▼襲われた日本人は、道路建設などODA支援、関連事業のための調査などをおこなっていた。コンサルティング会社が事前に調査・報告し、それをもとに本格的な事業が展開される
▼オリンピックなどでもコンサルティング会社が調査や根回しを請け負うという。オリンピック開催国決定に影響力をもっていた委員の関係者に何億というコンサルティング料が振り込まれたが、文科大臣の居直りともいえる記者会見いらい、問題を指摘する声は出てこない
▼代わりに出てきたのが東京都知事の金銭スキャンダルによる失職と選挙。東京誘致を決めた知事も辞任に追い込まれた。こうした動きの背後にオリンピック利権がないのかどうか。事実関係の明確化が必要だろう
▼「私は日本人」「撃たないでくれ」という声が聞こえたという。イスラム教徒に、平和憲法をもち世界との共存をめざす日本人ということをアピールしたかったのだ
▼ならば無差別テロを許さず、世界の平和をめざすいまの憲法を守ることこそが大事ではないのか。

 

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