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差別を助長する言動が
都教委主催の特別講座で

「解放新聞」(2015.05.11-2714)
 【東京支局】都連は3月4日、「学校リーダー育成特別講座」差別助長事件の話し合いを東京解放会館でおこなった。教育庁から坂本教育庁人権教育調整担当課長ら6人、(株)N社・社長ら2人、都連は長谷川三郎・委員長ら4人が出席した。
  今回の差別助長事件は、昨年8月1日に都教委主催の「学校リーダー育成特別講座」でおきた。この講座は業務委託業者である(株)N社の契約講師Aが「企業のリスク管理」の講義中、差別を助長する言動をおこなった。講師Aは「企業の宣伝広告でこんな形のポスターが問題になったことがあります。消費者から抗議があったため回収した」といいながら、右手の親指を曲げながら4本の指をそろえて、手のひらを受講生の方に向け、「動物の四つ足のことです。動物を処理することを意味します。関西の方ではあるんですが」と話した。つづけて「そのつもりはなくても差別と誤解されることがあるので注意が必要です」という趣旨の説明をおこなった。
  今回の事件は、部落の人びとを動物あつかいするきわめて侮辱的な差別動作である4本指を示し、「企業のリスク」管理の問題として説明し、「注意が必要」とのべ、差別を助長したものである。
  昨年10月以降2度の話し合いを続け、3月4日の3回目の話し合いでは、講師Aの反省文と(株)N社の反省文が提出された。講師Aは「同和問題に関する正しい知識もなく、軽がるしくも差別発言と差別動作をおこなったことは、差別を助長するものだった」と反省した。

 

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