NEWS & 主張
京都府・市が決議
水平社宣言を記憶遺産にと
「解放新聞」(2015.07.20-2723)
 オール京都で「全国水平社創立宣言と関連資料」の「ユネスコ記憶遺産」登録を実現しようと、京都府議会は7月7日、京都市議会は9日に決議を採択した。
  両決議は水平社宣言を「ユネスコ記憶遺産」に登録する意義について、全国水平社創立宣言が「人間の尊厳と自由平等」の理念を掲げ、「差別の撤廃と人間解放」をうたい、近代日本で人権文化を創造する運動の原点として、その後の人権運動・活動にも歴史的に重要な役割をはたしてきている、とのべる。とくに市議会は「人権文化が息づくまちづくり」を重要施策と位置付ける立場から、「ユネスコ記憶遺産」への登録を強く求めている。

日本ユネスコに署名提出
  「全国水平社創立宣言と関係資料」のユネスコ世界記憶遺産登録推薦に賛同する機関・団体署名244筆が、7月1日、午後1時から日本ユネスコ国内委員会(文部科学省内)に提出された。「めざす会」の武者小路公秀・代表、組坂繁之・副代表、友永健三・事務局次長の3人が文部科学省の山脇良雄・国際統括官に手交した。
  今回提出したのは、申請団体である崇仁自治連合会(柳原銀行記念資料館を運営)と奈良人権文化財団(水平社博物館を運営)がある京都府内と奈良県内を中心とした機関・団体による賛同署名。7月末には個人の賛同署名を提出予定である。
  山脇国際統括官は「今回、16件もの申請があり関心の高まりと評価している。9月に向けて2件に絞り込む作業を選考委員会にお願いしている」とあいさつした。今回、国の申請はなく、国内選考決定に向けて、2回程度の選考委員会がひらかれる予定となっている。


 

「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1−37  пi06)6581−8516 fax (06)6581−8517
定価 1部 8頁90円 年ぎめ1部4320円(送料別)
送料 年1968円(1部購読の場合、それ以外はお問い合わせください。)