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林陽子さんをむかえ学習
北京会議後の20年を報告
「解放新聞」(2015.07.27-2724)
女性差別撤廃委員長就任記念し
  今年は「女性差別撤廃条約」批准から30年目。国連・女性差別撤廃委員会(CEDAW)委員長に、日本からはじめて林陽子さん(弁護士)が2月に就任した。反差別国際運動日本委員会顧問、自由人権協会(JCLU)会員でもある。
  北京女性会議(第4回世界女性会議)20年目でもあり、JCLUは6月12日夜、東京・主婦会館プラザエフで、林陽子さんCEDAW委員長就任記念例会「北京女性会議から20年〜平等・開発・平和をめぐる課題〜」をひらいた。林さんら3人が、北京女性会議のテーマ「平等・開発・平和」について、世界と日本の20年間の変化を報告した。
  林さんは、平等分野の変化を報告。村山内閣時代、JCLU推薦で北京女性会議政府代表団に入ったことが、日本初の民間出身CEDAW委員になる契機になったと語り、CEDAWの活動を紹介した。新しい課題として▽女性への暴力▽複合差別▽ジェンダー・クォータ▽無償労働、ケア労働▽過激主義▽持続可能な開発目標でのジェンダー平等、を報告し、また、従来の形式的平等や実質的平等でなく、権限や資源を移す「トランスフォーマティブな平等」が主要な関心事項と語った。国内外の指標からの日本の遅れも指摘した。
  開発分野はヒューマンライツ・ナウの伊藤和子・事務局長が、平和分野は世界人権問題研究センターの三輪敦子・研究員が報告。自由人権協会の紙谷雅子・代表理事は「女性の問題とは何か。いろんな角度から話を聞こう」とよびかけた。

 

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