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NEWS & 主張

大阪市政を問う裁判を
「リバティ裁判を支援する会」を設立

「解放新聞」(2015.10.05-2733)
 「リバティおおさか裁判を支援する会」の設立集会が、9月25日の夕、公益財団法人大阪人権博物館(リバティおおさか)ガイダンスルームでおこなわれ、90人が参加した。
  はじめに、事務局次長の後藤なつきさん(大阪府教職員組合中央副執行委員長)が、資料にそって「支援する会」の趣旨・目的を読みあげた。その後、共同代表と事務局体制の椙介、訴訟の説明、連帯アピール、行動提起がおこなわれた。
  共同代表として出席の3人のうち、まず北口末廣さん(部落解放同盟大阪府連執行委員長)が、「リバティの設立、リニューアルとかかわってきた。何としてもリバティを取り戻すため、大阪府市ダブル選に勝ち、裁判でも勝つ」と力強くのべた。つづいて、寺木伸明さん(桃山学院大学名誉教授、全国部落史研究会代表)、楠本匡さん(大阪府教職員組合中央執行委員長)があいさつした。
  被告となった公益財団法人大阪人権博物館理事長の石橋武さんは、大阪市による提訴の内容が▽建物の収去と土地の明け渡し▽今年4月からの損害金として月約250万円の支払い▽裁判費用の負担の3点であることをのべ、建物の収去は法人の解散、土地の明け渡しは博物館の廃館を意味し、政治的なリバティつぶしだと不当性を説明。これまで館のはたしてきた社会的存在意義と役割の否定、大阪府市の人権行政推進への逆行であり、大阪市の行政姿勢を問う裁判であると指摘した。裁判とともに10月からの薬害被害の展示など館事業を通じて社会的役割をはたしていく、と決意をのべた。
  これまで水俣病の展示で連携してきた阪南中央病院労働組合書記長の衣川隆志さん、人権博物館の先輩としてリバティに学んできたという水平社博物館副理事長の守安敏司さんからは、連帯アピールがあった。
  5人の弁護団を代表して弁護団長の丹羽雅雄さんが裁判闘争の方向性を説明、支援をよびかけたのち、普門大輔さん、具良鉦さん、李承現さん、仲尾育哉さんの各弁護人が自己紹介し、それぞれ決意をのべた。
  最後に、事務局長の浅居明彦さん(部落解放同盟大阪府連執行委員、同浪速支部支部長)が自身とリバティのかかわりを語り、「支援する会」として①提訴の理不尽さを訴える大阪地裁への嘆願署名②裁判を注視する傍聴③裁判闘争を支えるカンパ④ニュースレターの配信⑤フェイスブックなどを通じた情報発信、の5つを提起した。
  閉会にあたり、寺木共同代表が「支援団体からの激励、弁護団の力強いことばに感謝する。安保法案は適ったが、反対する人は大勢いる。平和・人権・反原発で結集する人びととさらに大きな闘いにしていきたい。10月2日午前10時からの第1回口頭弁論と報告集会に参加を」と訴えて締めくくった。

 

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