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NEWS & 主張
天皇制と差別を考える
近代からの視点ももって欺瞞暴こう
12・23
「解放新聞」(2016.03.21-2755)
 【京都支局】12月23日の、天皇誕生日の「祝日」を糾弾する京都集会を京都府部落解放センターでひらき60人が参加した。主催は天皇制の強化を許さない京都実行委員会。
  集会ではリバティおおさかの朝治武・館長が「差別・戦争・天皇制」と題して講演した。朝治さんは部落問題や民主主義にとって天皇制の問題は避けてとおることができない、と語った。安倍首相が全力で誘致した「G7伊勢志摩サミッ
ト」も近代天皇制に大きな意味を持つ、神話をもとにした天皇制の象徴的な拠点である伊勢神宮で国際的な行事がおこなわれることによって大衆のなかに「天皇」とその欺瞞の「歴史」がいま以上にすりこまされるからだ、と警鐘を鳴らした。また安倍政権がつかう「一億総活躍」という言葉についても国が、異なる階層の国民を統合し大衆のナショナリズム、愛国心をあおるものだと批判。わたしたちの民度、民主主義が問われている、とのべた。

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