NEWS & 主張
米軍属による女性殺害事件(沖縄) 米軍基地があるからだ
戦争法廃止求める
5・19議員会館前行動を展開
「解放新聞」(2016.05.30-2764)
署名1200万筆を提出
  夕闇がつつみはじめた永田町の国会議員会館前。5月19日午後6時半から「戦争法発動させない!参議院選挙野党勝利!安倍内閣は退陣を!5・19議員会館前行動」がとりくまれた。主催は、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。「戦争法ぜったい廃止、戦争する国ぜったい反対、辺野古に基地はつくらせない」という力強いコールが響きわたり周囲を圧 倒した。4800人が参加し、部落解放同盟は東京都連を中心にとりくんだ。
  主催団体を代表して発言した「戦争をさせない1000人委員会」の清水雅彦さんは、安倍首相が国会で「自分は立法府の長(※衆議院議長と参議院議長。安倍総理は行政権の機関の長)だ」と発言したことにふれ、「2012年の自民党改憲案では、緊急事態条項を導入し、内閣が緊急事態宣言を発すると内閣が法律と同一の効力を有する政令をだせる。そういう改憲を考えているからあの人は行政府の長であると同時に立法府の長にもなりたいのではないか」とのべ、中曽根元首相と対比しながらも中曽根元首相は国民の反対の声には立ち止まった。「もし、与党が参議院での3分の2以上の議席をとれば本当に改憲をやりかねない」と危機感をあらわにし、「選挙で改憲勢力に3分の2をとらせない。憲法理念の実現を訴える野党勢力が過半数をとる選挙にしよう」とよびかけた。
  また、沖縄選出の糸数慶子・参議院議員は、元米海兵隊員で軍属のアメリカ人による沖縄の女性殺害事件にふれ、「米軍基地があるがゆえの事件だ」と声を詰まらせながら「殺された女性は20歳になったばかりで、希望に満ちた人生を歩むことなく殺された。これから先、どれだけの悲しみが沖縄の人びとを苦しめるのか。戦時下のような沖縄が続いている。戦争につながるすべてのものに反対していく。安倍政権を打倒しよう」と訴えた。
  沖縄平和運動センター事務局長の大城悟さんは、「日本政府が辺野古新基地建設の工事再開を強行してきても腹を固めて阻止する」と決意を語った。
  集会にさきだち吉田忠智・参議院議員(社会民主党党首)、小川敏夫・参議院議員(民進党)などが「戦争法廃止で一致した野党候補の必勝と安倍政権退陣の実現」を訴えた。
  また、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会がよびかけて集めていた署名が1200万筆をこえた。この日、午後2時からは第1回の署名提出集会が東京・お茶の水の連合会館でひらかれ、民進党や社民党、生活の党など野党4党に手渡し「戦争法」廃止を求めた。

 

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