NEWS & 主張
高野山真言宗
差別戒名で追善法会
「解放新聞」(2016.06.20-2767)
 高野山真言宗は5月7日午前、和歌山県高野山の高野山大伽藍金堂で萬民平等差別戒名追善法会をおこなった。法会は12か寺の墓石や過去帳で確認された差別戒名にもとづくもので、今年で33回目。中央本部の組坂委員長はじめ、部落解放・人権研究所、和歌山県連、和歌山人権研究所などから代表が出席した。
  導師をつとめた中西啓寶・高野山真言宗管長・総本山金剛峯寺座主(部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会会長)が廻同文を読みあげた。教団代表あいさつで吉井恵貫・総務部長は、「日本国憲法については第9条ばかりが取り沙汰されているが、第11条の基本的人権の享有、第14条の法の下の平等も重要。心理的差別はなかなか表に出てこないが、宗教者・仏教者として、仏法の下に差別はしないのだと心に銘じなければならない」と、差別撤廃への決意をあらためてのべた。参列者を代表して組坂委員長は「心のこもった法会に感謝を申しあげたい」とお礼をのべ、「インドのカースト制に反対して仏教に改宗したダリット出身のアンベードカル博士の銅像が高野山に建立されたのは、すばらしいこと」、とのべた。

 

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