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NEWS & 主張
水平社博物館が公開講座
もっと研究されるべき
水平社と衡平社の交流史
「解放新聞」(2017.02.13-2798)
 【奈良】ユネスコのアジア太平洋地域「世界の記憶」に登録された「水平社と衡平社(ヒョンピョンサ)国境を越えた被差別民衆連帯の記録」(全資料5点を水平社博物館が所蔵)。この登録を記念して第17回企画展「水平社と衡平社」を4月9日まで同博物館でひらいている。
  企画展にあわせ、第2回公開講座が1月22日午後、御所市人権センターでひらかれ、37人が参加。「水平社と朝鮮衡平社の交流について」をテーマに、京都大学名誉教授で立命館大学客員教授の水野直樹さんが語った。
  高麗時代は一般民衆を指す言葉だった白丁が、朝鮮王朝初期に差別語になり、通婚の禁止、職業としては屠畜、食肉商、皮革業、柳細工などに限定されたことをあげ、民俗学者の鳥井龍蔵が撮影して韓国の博物館に残されていた白丁の集落や仕事を記録した貴重な写真を紹介した。
  また、日本が朝鮮を植民地支配をしていた時代に、水平社と衡平社が交流し、「連帯して差別に立ち向かう動き」だったことを「まれなケースとしてとらえることができる」と水野さんは高く評価すると同時に、「もっと研究されるべき」と強調した。

 

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