NEWS & 主張
2・11京都集会
なぜ退位表明か
戦後民主主義の危機を解読
「解放新聞」(2017.03.13-2802)
 【京都支局】「紀元節・日の丸・君が代」とたたかう2・11京都集会が2月11日、京都市・京都府部落解放センターでひらかれ、90人が参加した。今回は、京都精華大学講師の白井聡さんが「戦後民主主義の危機と象徴天皇制」と題して講演した。主催は、天皇制の強化を許さない京都実行委員会。
  「天皇と皇后が安倍政権に強い嫌悪感を露呈する瞬間が増えてきた」と話しはじめた白井さんは、安倍は自分を保守といい、支持者は本格的保守政権といっているが、保守とは天皇を中心とする国を守るもの。その天皇が保守政治勢力に嫌悪感をもつという分裂した状態にある。天皇は象徴という言葉を何度もつかっているが、国民は考えてこなかった。象徴天皇制は戦後民主主義とワンセットだ。安倍は戦後民主主義が嫌いでたまらない。戦後民主主義がつぶれれば、象徴天皇制も傷つく。なぜ退位表明か。戦後民主主義への強い危機感―象徴天皇制の危機がある。なんとか生きのびさせたいからだ。天皇は憲法遵守をくり返している。安倍批判といってもさしつかえない、などと指摘。
  そのうえで、2022年には、明治維新から敗戦と、敗戦から現在までが等期間となる。新しい秩序がつくられなければならないが、次元が異なる。天皇制・国体を明瞭にとらえる時代になってきた、とまとめた。

 

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