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香川県連が結成60年~運動の飛躍的発展へ決意

「解放新聞」(2017.10.16-2831)

 【香川】 香川県連結成(1957年8月30〜31日、高松市・中央公民館)から60年目を迎えた。県連は9月27日夜、丸亀市・オークラホテル丸亀で結成60周年記念レセプションをひらき、300人が参加。平和と人権が戦後最悪の危機的状況のなか、先人の不断の努力を忘れず歴史と伝統を継承し、運動の飛躍的発展をめざす決意を固めた。

 和泉義博・県連委員長は、香川県水平社結成から93年、部落解放香川県委員会から香川県連へと再結成して60年、人権運動に先駆的役割を果たし、多くの功績を残した先人たちの「荊の道」に少しずつ言葉をつなぎ、主催者あいさつ。「差別の結果、不就学や劣悪な就労実態もあるなか、先人たちはペンを握りしめてチラシや要求書を作成し、オルグに入り、大衆カンパを募り、行政交渉をし、差別事件に徹底的な糾弾をしてきた」「歴史と伝統を継承し、しっかりと部落差別撤廃とあらゆる差別撤廃にまい進したい。平和や人権が戦後最悪の危機的状況。人権の世紀にするためにもさまざまな人と連帯し、共感とともに運動したい。奮闘、協力を」と訴えた。

 中央本部からは組坂委員長と坂本副委員長が参加し、組坂委員長、浜田恵造・香川県知事、五所野尾恭一・香川県議会議長、玉木雄一郎・衆議院議員が来賓あいさつ。部落解放・人権研究所の奥田均・代表理事の発声で乾杯し、歓談した。「太鼓道 荊」の力強い太鼓演奏が会場を響かせ、北山武・副委員長が閉会あいさつ。舞台正面で記念撮影した。司会は、川田和代・県連執行委員が務めた。


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