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 隣保館に差別落書〜筑紫地協京町支部 緊急集会ひらく
 福岡

「解放新聞」(2018.03.12-2850)

 【福岡支局】 筑紫地協は2月22日、地協内の京町支部の重要な活動拠点である隣保館の壁に、差別落書があったことを明らかにした。

 発見したのは同じ敷地内の児童館の館長で、建物裏の畑の手入れをしようとしたときに見つけた。その内容は壁の3か所、13枚のタイルに、マジックのようなもので「エタ ヒニン ケガレタチ」、「エッタ死ね エタ ヒニン ケガレ」、「同和行政反対 エッタ死ね FK」など、賤称語が書き連ねられている。

 報告を受けた京町支部は翌23日、学校関係者や行政関係者を交え60人が集まって緊急の支部集会をひらき、事件の概要を共有し今後の対応について協議した。集会に先立って落書きの現場を目の当たりにした参加者からは強い憤りの意見や、今後のとりくみを強めていく決意が相次いだ。

 地元の筑紫野市役所では、昨年11月に土地問い合わせの電話もおきていた。内容は「筑紫野市には部落の人が通う保育園があると聞いたけれど、どこですか」「ネットで筑紫野市は部落が多いって書いているのを見て知っています」「治安も悪いし、部落の人って「穢多」とか「非人」でしょ」「私は自分の子どもを貧民層と一緒の保育園にいかせたくないんです」など差別に満ちたものだった。

 筑紫地協では、これらの確信犯的で、日常的におきる部落差別事件にたいして「部落差別解消推進法」を活かして、部落差別の現実を多くの人に知らせ、啓発を強め、世論を高め、悪質な差別犯を包囲していくこととしている。

 緊急支部集会に参加した青年は、「今回、自分たちの活動の拠点である隣保館を狙い撃ちした差別落書は絶対に許せない」「どんな悪質な差別であっても絶対に負けたくない。だからこれまで以上に解放運動をすすめていく」と決意を語った。

 

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