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部落問題資料室
コラム
今週の1冊 第2275号/06.07.03

『この国に思想・良心・信
教の自由はあるのですか』

思想・良心・信教の自由研究会 編  いのちのことば社(定価952円)

書籍画像 卒業式や入学式での「日の丸・君が代」の強制と「処分」は、東京都教育委員会を筆頭に広がりを見せている。
 最近では、起立しない保護者にたいして、埼玉県戸田市の伊藤良一・教育委員長は「はらわたが煮えくり返る」と発言したという。報道によれば戸田市では、今春の入学式・卒業式で君が代斉唱で起立しなかった来賓の名前や保護者の人数の報告を求めるという。学校現場の教職員以外にも「強制」が始まりつつある。
 本書では、この「ウ夕ハタ」の問題は「日本における自由と民主主義の道」として論じられている。その前書きで大津健一さんは、「思想・良心・信教の自由」とは、「従えない思いを心の内に閉じ込め、表面的には、命令に従うことによって問題が解決するというような妥協的で底の浅い生き方をうながす自由ではない」といいきる。
 とくに、韓国民主化闘争を担った池明観さんを始めとする地下抵抗の闘いの教訓は、学ぶべきものがある。心の自由は、奪われても渡してもいけない。   (安)

 

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