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部落問題資料室
コラム
荊冠旗 第2330号/07.08.06

 参議院選挙開票日の、正確にいえば翌日の早朝、大雨とともに落雷が襲った。寝ているとつむった目に閃光が輝く。しばらくすると激しい雷の音が地響きを立てながら聞こえてくる
▼これは、きっと自民党の歴史的大敗北、今後の変革への号砲に違いない、と比例区選挙の詳報をネットで見ながら確信した
▼歴史的な参議院選挙で安倍首相が強調したのが、「私を選ぶか、民主党の小沢代表を選ぶのかの選挙だ」というフレーズ。直接対決を訴える、じつにうまいスローガンだ。だとしたら、民意は小沢代表を取った。この時点で、安倍首相は降りるべきではないのか
▼しかし、最終的な開票結果を待たず首相が選択したのが「続投」。自民党内でも異論の声は小さく、これまで自民党の懐を深くし、新陳代謝、成長をはかってきた「派閥抗争」すら繰り広げられない体たらく。みずからの政策の誤りの分析も、これではおぼつかない
▼もっとも、連合会長のように、これは自民の失点によって民主に票が廻ってきた、という解釈もある。これは民主党への愛情の裏返し。この逆転をきちんとした政策を打ち出すことで持続せよ、ということだ
▼民主が第一党となった参議院で、具体的にどのような政策を打ち出し、運営していくのか。投票した人たちの期待はそこにある。自民党的ではない、民主党的政策立案、法制化、実行化のプロセスを1日も早く私たちに示してほしい。


 

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