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部落問題資料室
コラム
荊冠旗 第2339号/07.10.08
 1967年10月8日、ゲバラはボリビアで捕まり、翌日銃殺された。39歳だった。ボリビア政府は米CIAに訓練された部隊を繰り出した。銃殺されたゲバラは優しい顔で目を見開いたままだった
▼遺体はさらし者にするはずが、多くの人びとが押し寄せ、別れを惜しんだ。ゲバラのカリスマ化を恐れたボリビア政府は遺体を人知れず埋め、97年にようやく発見された
▼ゲバラはアルゼンチン生まれ。学生時代、卒業後と2度にわたって南米、中米を訪れている。映画で見た人も多いだろう。この旅行でゲバラはさまざまな社会矛盾を知ることになる。そしてメキシコでキューバのパティスタ政権打倒をめざす若き弁護士、カストロと出会う
▼56年11月、キューバに上陸し山岳を拠点にゲリラ闘争を繰り広げ、民衆の支持を得て、ついに59年、キューバ革命は成功した。しかしゲバラはソ連を批判し海外へ。最後はボリビアでの革命をめざした。社会変革をめざす尊い犠牲者の一人になった
▼沖縄戟でもじつに多くの住民が尊い犠牲者となった。みずからの意志に反し、集団自決などのかたちで死を強要された。にもかかわらず、強要ではないとせよ、というのが教科書検定の精神。当然にも沖縄は怒りで包まれた
▼沖縄の人びと、社会変革をめざした多くの人びとの魂は、今、私たちの心を揺り動かす。私たちの生き方を見よ、死を無駄にするな、前進せよと訴える。

 

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