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部落問題資料室
コラム
荊冠旗 第2611号/13.03.18
 「ゼロ・ダーク・サーティ」とは、CIAの謀略を描いた映画。タイトルは、夜中の零時30分という意味だ。PM2.5をある人から、「午後2時半って何」と聞かれとまどった。このPMは時間ではなく単位をあらわすもので微粒の大気汚染物質を示す。現在、黄砂とともに来日中
▼では、安倍首相が大阪の天王寺に来てお好み焼きは何をたのむのか。答えは「阿倍野ミックス」。大阪では、大阪を梅田、天王寺を阿倍野ともいう
▼「安倍のミクス」で金融市場は沸き返っている。ようするに「緩和マネー」という限りなく金利がゼロに近い金を銀行から借り、それを投機で増やそうとする動き。カネでカネを買ってカネを増やす、ということだ
▼安倍のミクスの政策では、企業の設備投資を活発にさせ、給料が増え、消費が増えるように、銀行が低利でお金を貸すことにしている。ところが、この「緩和マネー」が予想どおり株や国債、通貨などの売り買いに回されているのだ。バブルの再来だ
▼ものを作り、それを人びとが買う実体経済はというと冷え込んだまま。しかも消費増税分は企業への大判振る舞いでチャラ。「財政再建」のためには税率16%が必要とは政府試算
▼酒飲みは理由をつけては飲む。それはいいことだが
▼政府は接待費を課税対象から外そうとしている。だから酒を飲むのかどうか。バブルに舞い上がっている間に、この社会のあり方が大きく変えられようとしているのだ。

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