pagetop
部落問題資料室
NEWS & 主張
当事者の声、反映を~「中間まとめ」受け懇談会
(2000.12.2)
  人権擁護推進審議会が、救済に関する「中間取りまとめ」を出した。「中間取りまとめ」は、来年の最終答申に向けた「答申案」の性格がある。この「答申案」の発表を受けて、「人権フォーラム21」が、12月2日「答申案を考える懇談会」をひらき、山崎公士・同フォーラム事務局長のほか、報道機関、難民、性差別や障害者問題などにとりくむNGOから15人が参加した。
山崎事務局長は、この「中間取りまとめ」を個人の立場でどのように読んだか討議したいとあいさつ。人権フォーラム21が出した提言をふまえ、国際人権法を国内で機能させるための仕組みへの言及もない、などについて批判した。
参加者からは、人権救済の理念も明記されていない、人権救済はいままで光があてられることがなかった人たちの救済ができなくては意味がない、などの意見がでた。
こうした意見をふまえて、人権フォーラム21は早急に見解をだすとともに、パブリックコメントや公聴会にたいしてとりくみ、当事者の意見を反映させたい、とまとめた。

関連ページ
「人権フォーラム21」のホームページ http://www.mars.sphere.ne.jp/jhrf21/
「人権政策提言」http://www.mars.sphere.ne.jp/jhrf21/20001113teigen.html


「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)