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石川さんの無念共有し
地域で総学習、闘いを強化
証拠開示のルール化を突破口にして
「解放新聞」(2003.06.02-2122)

 

 5・23石川一雄不当逮捕40か年糾弾、狭山再審要求、特別抗告審闘争勝利中央総決起集会を5月23日午後、東京・日比谷野外音楽堂でひらき各地から4000人が結集。狭山不当逮捕40年を迎えながらいまだに再審を実現できず、石川さんの手には見えない手錠がかかったままという悔しさをバネに、あらためてそれぞれの地域で再審実現へ、その突破口として証拠開示のルール化へ全力をあげて闘うことを誓い合った。
 ルポライターの鎌田慧さんのインタビューに答えるかたちで石川さんが、狭山不当逮捕40年を語った。獄中で一番悲しかったのは、両親の死に目に会えなかったこと、うれしかったのは支援の輪が広がり、とりわけ子どもたちの激励だと語りながら、必ず事実調べが始まると感じている、時代は動いているとのべ、つれあいの石川早智子さんは20日に最高裁、23日には高検の担当者に会い、無実と証拠開示で要請したことなどを報告した。
 松岡書記長は基調で、①石川さんの無念を共有し、あらためて学習パンフを活用しながら総学習運動をし、一人ひとりがオルガナイザーになろう②証拠開示のルール化を求める署名運動に合流していこう、とよびかけた。


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