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「再開宣言」を送付
大量差別八ガキの犯人が都連にたいし

「解放新聞」(2004.02.09-2156)

 

 連続・大量差別はがき事件で、昨年末に犯人から一方的な「終結宣言」と「詫び状」が届けられた(本紙2150号既報)が、今年1月19日、「再開宣言」が送りつけられてきた。
 今回の再開宣言は、東京都連が一方的な終結宣言にたいして「犯人を許さない、謝罪させる」と書いたことに「えたのくせして生意気なこと言ってるんじゃない。一度は部落征伐活動をやめようと思ったがあれを見て特殊部落出身のえた非人のダニ共に対する怒りとにくしみが再びこみ出してきて再会(原文のまま)することとした」としている。
 また、この犯人が、昨年末、東京都連の浦本誉至史さんの名前をかたり、国立療養所菊池恵楓園入所者自治会あてに、ハンセン病元患者への差別を露骨に書き連ねた手紙を送りつけていたことも判明した。

徹底糾明の動きに「開き直り」
犯人から差別ハガキの「再開宣言」届く

憎悪あらわに
 この「連続・大量差別はがき事件」は、被差別部落民への憎悪をむき出しに「えたは人間ではないから人権もない、殺しても犯罪にならない」「○○殺す」などと、昨年5月から12月にかけて、東京都連を集中的に、全国各地の府県連や同盟員宅に、220件(半分は都連関係)にもおよぶ大量の差別封書・ハガキを執拗に送り付ける、また名前を詐称し高額な書籍などの物品を送り付ける、きわめて悪質な事件。特徴ある筆跡や表現から同一犯人とみられている。(本紙では、2130号、2131号、2149号、2150号で既報)。
 連続・大量の差別ハガキは、同盟員周辺の家にも「危険なエタが住んでいる」と差別ハガキをばらまいたり、「○○死ね」から「○○を殺す」と殺害予告をほのめかす内容へとエスカレートしてきた。
 こうした事態にたいして東京都連は、「生命と生活」が脅かされるとして浅草署に告訴、脅迫容疑で捜査が始まった。さらに12月3日、都内で「連続・大量差別はがき事件の真相報告集会」をひらき、この悪質な事件内容を大衆的に明らかにし、事件の徹底究明を確認した。
 これら都連や警察の動きに動転した犯人は、12月9日、「えらいことをしてしまったと気がついた、今後はもうしません」と、都連と毎日新聞に一方的な「終結宣言」と「詫び状」送り付けてきた。

命と生活を脅かす
まれにみる悪質な差桝事件

 しかし、犯人は、この1月19日、都連にたいして差別ハガキの送り付けを「再開する」との文書を送ってきた。
 犯人は、文書のなかで「再開宣言」の動機を、都連のホームページで「犯人を許さない、必ず謝罪させる」と書いてあるのを見て、「一度は部落征伐活動をやめようと思ったがあれを見て特殊部落出身のえた非人のダニ共に対する怒りとにくしみが再びこみ出してきて再会(原文のまま)することにした」。さらに今後は「法」にふれないようにしかも「明るく楽しく部落征伐をしていく」と“宣言”している。
 また送り付けられた文書には、部落史研究の歴史をまとめた本を出版したことで昨年末に東京新聞に載った都連職員・浦本誉至史さんの顔写真(両目がくりぬかれて)のコピーが貼りつけられていた。さらにハンセン病元患者や在日朝鮮人にたいしても差別・中傷を連ねていた。
 都連は、この犯人を徹底的に追いつめ、心からの謝罪と反省をさせるまで闘っていく決意を一段と強めている。


 

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