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松岡とおる選挙に全力
女性部がミニ集会などオルグ活動展開へ

「解放新聞」(2004.04.26-2167)

 

全国女性対策部長・女性部長
会議をひらき闘争課題を確認

 第61期第1回全国女性対策部長・女性部長会議を4月9日、大阪人権センターでひらき、20府県連から36人が参加。「松岡とおる選挙」については、部落差別を身をもって知る人間が政治に参画することの意義を確認し、各都府県連で女性部大会、集会をもち、中央女対部を中心によびかける。女性共闘団体にオルグ活動を展開する。きめ細かなミニ集会をもつ。女性独自のネットワークニュースを作成するなど、7月に向けて全力をつくすことを確認した。
 まず岸田章子・女性対策部長が全国大会での女性が24.2ポイントと、増えている、分散会での発言も積極的だった、女性の力で部落解放運動に新たな視点を生かしていこうとよびかけた。
 61期の中央女性対策部の体制と、今期の運動方針を確認したあと、第49回女性集会について参加府県からの総括を集約した。
 雪に阻まれ足元が悪いという条件のなか、大きな事故もなく終えたことを喜び合い、①シンポジウムが充実していたこと②日程を考えて、集まりやすい地域にしたいが、開催地になることで、その都府県の女性運動がエンパワーする点も見逃せないこと③参加者数が予定を上回った④国連という遠い存在がみずからの運動にかかわることを知り、男女共同参画審議会に部落女性が参画する意義を感じた、などを評価点にあげた。また、若年層の参加が多かったところでは「全女の熱気に感動した」という意見が共通した。
 50回全女では全体集会で部落女性の実態調査に向けて、予備調査の役割りをもたせたアンケート調査をおこなうこと、その後、本調査のためにプロジェクトチームをつくること。鳥取県連が独自でおこなう「全女50周年」の思いをこめたシンポジウムに時間的な工夫を凝らし、積極的に参加していこうという意見もでた。


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