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山ノ内町で新たに結成
狭山住民の会が総会

「解放新聞」(2004.09.13-2185)

 

 【長野支局】狭山事件の再審をめぐる情勢が緊迫するなか、県内11番目となる狭山住民の会を山ノ内町で結成するなど6月から8月にかけて県内各地の狭山事件を考える住民の会が、総会をひらくとともに学習を重ねた。
 6月12日、山ノ内町よませふれあいセンターで、石川夫妻を招いて、「山ノ内町住民の会」の結成総会をひらき、70人が集まった。会長に就任した中嶋賢一さんは「狭山事件には多くの矛盾を感じている。部落差別にもとづくえん罪としかいえない。石川さんの無罪をかちとるまで闘う」とあ
いさつをのべた。
 7月3日には、県狭山住民の会連絡会が第6回総会を長野市内でひらき60人が参加。古平茂雄・会長が「石川さんの無罪を多くの人に訴えて、狭山住民の会の組織を拡大していこう」と決意を示した。
 7月14日は、東部町狭山住民の会が市町村合併にともない「東御市狭山住民の会」として再出発。この日の総会には28人の会員が集まり、竹之内健次・県連委員長の講演で学習しながら運動方針などを確認した。また同じ日、「丸子町狭山住民の会」が、7回目の総会をひらき、35人が参加。会長に辰野袈裟義さんを選び、狭山闘争の勝利に向けて町民へのアピールと闘いの強化を申し合わせた。
 8月5日は、「上田市狭山住民の会」が総会をひらき、参加した32人が横田雄一・弁護士の講演を聞いた。横田・弁護士は、狭山事件の特徴やなぜ裁判が長引いているのか、狭山闘争の現状について詳しく話した。


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