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部落問題資料室
NEWS & 主張
男女が生きやすい社会を
22年ぶりに大阪全女
女性のエネルギーで運動リードし
「解放新聞」(2006.03.27-2262)

 部落解放第51回全国女性集会を3月18、19日大阪・厚生年金会館を主会場にひらき、31都府県連から1733人が参加、女性の力を自覚し、運動にまい進することを誓った。

第51回全女に1733人

 全体集会では、水平社宣言を川越洋子・中央女性対策部員が朗読、議長に井上泰子さん(大阪府連)、西本ヤエさん(福岡県連)が選出された。
 全体会では経過報告、基調提案とともに、太田房江知事の知事賞授与に関する「日本相撲協会への申し入れ」も特別提案した。この申し入れにたいして、太田知事は挨拶のなかで「伝統という2文字を越えられないでいる。全女性のためにこれを問いかけていく、応援してほしい」と、謝意をしめした。
 組坂委員長が主催者挨拶で「男女平等社会実現とともに佳き日のために全力で闘おう」と、新たな地名総鑑発覚に満腔の怒りを表明。松岡・大阪府連委員長が「22年ぶりの大阪での開催は意義深い。女性のエネルギーで部落解放運動をリードしてほしい」と地元歓迎あいさつをした。
 2日目は8つのテーマの分科会と、5つのコースのフィールドワークをひらいた。大会スローガンは、男女がともに生きやすい社会の実現めざし、部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃にむけて、女性が団結して取り組みをすすめよう。

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