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部落問題資料室
NEWS & 主張
寺尾判決の誤り確認
同宗連が狭山現地で調査学習
「解放新聞」(2006.11.27-2296)
 『同和問題』にとりくむ 宗教教団連帯会議(同宗連)は10月26、27日、狭山市内で第21回「狭山」現地調査学習会をし、7教団と大宗連(同和問題にとりくむ大阪宗教者連絡会議)から30人が参加した。講演やフィールドワークなどをし、狭山事件の真相を確認した。
 開会あいさつで、同宗連の安野兼司・議長(世界救世教いづのめ教団)は「石川さんの無実を明らかにすることは、部落差別解消のたいへん大事な一歩、日本社会の人権確立の大事な試金石。社会的責任を果たす宗教者としていかにあるベきかをたえず考え、白紙な心で学習にのぞんでいただきたい」とよびかけた。
 1日目は午後、富士見集会所で、ビデオ『ザ・スクープ』で狭山事件の概要を確認し、埼玉県連の小野寺一規・書記長が闘いの現状と課題を報告。石川一雄さんと石川早智子さんが、第3次再審への思いを訴えた。分散会3つに分かれて討論し、夜は交流会をした。
 2日目は、小野寺県連書記長の案内で、狭山市駅から「自白」コースを調査し、矛盾だらけの第2審東京高裁寺尾判決(確定判決)の誤りを確認し、狭山市立中央公民館で全体会をし、感想文を書いた。

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