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部落問題資料室
NEWS & 主張
支部活動者会議を開始
点検・改革具体化へ
自力自闘のなかから展望が
「解放新聞」(2007.08.27-2333)
 【香川】組織総点検・改革運動を具体化するための都府県連別支部活動者会議が始まった。香川県連は8月19日午後、中央本部から組坂委員長、大野副委員長、辻本中執を迎え、丸亀市内の香川部落解放・人権啓発センターで実施し、県内各支部と県連執行部ら70人が参加。市協、支部のとりくみ報告をうけ、中央本部からの提起や意見交換をおこなった。
  報告では、就労など生活基盤の確立などを目的とする社団法人丸亀同和地区開発振興会を柱とする自力自闘のとりくみのなかから、若者が希望と展望をもつことができる運動をめざしていること、地域の盆踊りを青年部が主催するなど、青年の組織化をめざし、さらに若者の就労、子育て、立場などの悩みに支部としてかかわっていく決意などが示された。
  中央本部からは、一連の不祥事は根本的な変革を迫るものであり、部落解放運動が必要とされる運動として再生していくための総点検・改革運動との位置づけをあらためて示し、反省すべきは市民不在の同和行政や部落解放運動と指摘。市民の目線を大切にし、自力自闘の汗を流す運動を展開し、一人ひとりの同盟員などに声をかけ、悩みを共有し、相談・解決をめざすとりくみの大切さを強調。活動家がこうした原点に戻ったあがりこみオルグなどのとりくみを展開し、個別を普遍へと発展させる運動をめざし、周辺もふくめた人権のまちづくりや、老壮青子が連携し差別の現実を直視した闘いをと訴えた。
  岡田健悟・県連委員長はこの日の午前に、県内網の目行動隊の結団式をおこない、20日から14日間、2隊に分かれて8市9町での人権行政の確立と組織点検・改革・建設をめざすことを報告し、決意を表明した。

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