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部落問題資料室
NEWS & 主張
理解を深め、とりくむ
蒲島知事が部落視察を

「解放新聞」(2009.02.16-2407)

 【熊本支局】蒲島郁夫・熊本県知事が1月8日、山鹿市、菊池市、大津町の部落視察をおこない、県連の各支部員から状況説明を受け、部落問題への理解を深めた。
  蒲島知事は、菊池市の西部市民センターで、1923(大正12)年、県内でもっとも早い時期に設立し、県内の水平社運動の中核を担った「菊池水平社」の歴史を学び、視察では県連菊池支部の松永政利・支部長(前県連執行委員長、86歳)から、自身の見聞も交えながら菊池での差別と、それにたいする解放運動の広がりの説明を受けた。
  視察を終えた蒲島知事は、「80年の歴史と活動に感銘を受けた。県庁の方がたの能力、意識はひじょうに高い。職員と一緒になって部落問題にとりくんでいきたい」と語った。
  この知事視察に引き続き、2月5日には県庁の各部長が同じく部落視察をおこなう予定。

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