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部落問題資料室
NEWS & 主張
狭山再審を求め神奈川県民集会で石川夫妻訴え

「解放新聞」(2009.06.15-2423)

活動を強化し、再審勝利へ
  【神奈川】狭山事件の再審を求める神奈川県民集会が4月23日、かながわ労働プラザでひらかれ、280人が参加した。主催は部落解放県共闘会議、部落解放横浜市連絡協議会、部落解放川崎地区共闘会議。
  主催者あいさつで町田清・県共闘議長が事件の概要を説明し「きょう知ったことを、職場でも広めよう。活動を強化し、再審をかちとろう」とよぴかけた。
  集会では、ビデオ『無実の叫び』をみたあと、石川一雄さんと早智子さんが報告。一雄さんは、ウソの自白をした経緯や取り調べのようすを語るとともに、公正な裁判を訴えた。早智子さんは、1人ひとりの関心を高めるため、みなさんの力で盛りあげて、と訴えた。

現調で無実を確信
  県連は、4月5日、狭山現地調査をおこない16人が参加。富士見集会所で石川さん夫妻と交流し、「自白」コースを歩いて無実の確信を深めた。
  石川さんは、事件や近況を語り、「一番の願いは、3年後にジュネーブへいき、英語で訴えること」とのべ、第3次で勝利するためにも事実調べと証拠開示実現が重要と訴えた。
  参加者からは、「第3次で、という思いは私たちも同じ」、「大きな会場では石川さん夫妻が遠かったが、きょうは少人数できて、こうしてゆっくり話せてよかった」などの感想をのべた。


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