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部落問題資料室
NEWS & 主張
高知で全国部落史研究大会
敗戦後の運動史など報告

「解放新聞」(2009.10.19-2440)

非人研究報告やフィールドワークも
  第15回全国部落史研究大会が8月1、2日、高知市立自由民権記念館を主会場にひらかれた。大会では、▽全国部落史研究会第2回総会▽全国部落史研究大会全体会・分科会▽高知市内の小高坂地区のフィールドワークなどがおこなわれ、100人が参加した。今年度は、全国部落史研究会と高知市立自由民権記念館との共催でおこなわれた。
  第2回総会では、会員を100人に増やすこと、来年は奈良県で大会をおこなうことなどを確認した。
  研究大会の全体会では2日目に記念館の筒井秀一・事務局長が土佐の自由民権と部落問題を講演。1日目の分科会では前近代では紀州、大坂の非人などについて、近現代では高知と広島の敗戦後の部落解放運動史の、それぞれ報告をもとに論議がおこなわれた。
  2日目の午後からは、自由民権記念館の展示説明を受けたあと、高知市内で全国水平社の時代からの運動の歴史を持つ小高坂の部落を、高知県部落解放研究会のメンバーの案内で廻った。

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