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部落問題資料室
NEWS & 主張
証拠開示で無罪明らかにと
東京高裁前でアピール

「解放新聞」(2011.09.19-2535)

 東京高裁前の情宣活動が、9月6日、埼玉県連、栃木県運、千葉県連からの参加と住民の会など10人でおこなわれた。狭山支部からは、石川一雄さんの兄六道さんの連れ合いの梅子さんも参加、道行く人に支援を訴えた。この日も多くの人との出会いのなかでとりくみがされた。一雄さんは、捜査段階での自白の強制と証拠のねつ道について批判、物証とされる脅迫状や脅迫状を入れた封筒にはじしんの指紋がいっさい検出されていないことなどを訴えた。早智子さんは「一雄さんは無実だからすぐ無罪にしろといっていない。証拠の開示で裁判をおこなえば無実が明らかになる。司法に正義の回復が求められている」と訴えた。
  この日は、抗ガン剤「イレッサ」の控訴審で、第1回目の口頭弁論が11時からおこなわれた。裁判所前でビラをまき、交互にマイク情宣。この情宣をしていた人たちも署名をしてくれた。また、署名に応じてくれた人のなかには、「チラシを読んでおかしいと思った」という人や「ジュネーブでおこなわれた規約人権委員会で、石川さんの訴えを聞きました」と署名してくれた人、「事件のことはよく知っている。ずっと応援していました」と署名してくれた人、福岡県の労働争議で判決を迎えるという人たちは、署名とともに、カンパもしてくれた。多くの支援者の激励につつまれて、石川さんの無実の訴えは続いている。


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