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部落問題資料室
NEWS & 主張
佐賀全女の要綱協議
女性の現状・課題の共有へ
第1回全女活

「解放新聞」(2012.03.05-2559)

 第68期第1回全国女性活動者会議を2月12、13日、佐賀市内のホテルでひらき、19府県連から49人が参加、部落解放第57回全国女性集会(5月19、20日・佐賀県)の開催要綱案の協議などをおこなった。
  岸田女性運動部長は、「全国各地の部落女性を取り巻く現状や課題を共有する会に」とあいさつ。地元で実態調査をすすめ、もう一度足元を見直し、地元の女性一人ひとりが差別の現状を把握できるようとりくもう、と訴えた。
  会議は、第57回佐賀全女の議案と各府県連報告を軸にすすめ、①05年の鳥取全女を契機にとりくんだアンケート調査の分析を学習会に活用②人材育成活動を模索③介護保険など自分たちの権利や制度を知る学習会を定期的にひらいている、などの実践を共有した。
  学習講演では、大阪国際大学准教授の谷口真由美さんが「「ジェンダー」の問題を考える」と題し、男女の賃金格差や社会のなかでの女性の発言権、社会的地位を例にあげ、「男性なみに働くのではなく、人間らしい働き方、生き方のできる社会を」と訴えた。
  全女の開催地となる佐賀県連は「佐賀での開催は初めて。県連のメンバー一丸となってとりくみたい」と、決意をのべた。

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