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部落問題資料室
NEWS & 主張
普天間基地の撤去を
沖縄に連帯する京都のつどい

「解放新聞」(2012.07.02-2575)

 【京都支局】「米軍基地の土地を沖縄の人に返すのが復帰だ」-京都沖縄県人会のよぴかけで「沖縄の「日本復帰」40年・もう基地はいらない 沖縄に連帯する5・13京都のつどい」が5月13日、京都市内の円山野外音楽堂でひらかれ、700人が参加。危険な普天間基地の即時閉鎖・返還と、辺野古・高江などでの新たな米軍基地建設に反対を訴えた。府連も参加した京都沖縄連帯集会実行委員会が主催したもの。
  集会では、京都沖縄県人会の大湾宗則・会長が、「沖縄がベトナム戦争の出撃基地になるなかで反戦復帰、返還協定粉砕を闘った。それから40年、基地の現状は変わっていない。いま、名護では「基地はいらない。補助金もいらない」と拒否している」と訴えた。
  講演は、元沖縄県知事の太田昌秀さんがおこない、「戦争はまだ続いている。不発弾処理もあと60~80年かかる」とのべ、鉄血勤皇隊員の少年兵としての戦場体験を語り、「沖縄は平和憲法ではなく、安保体制の下に帰った。復帰とはなんだったのか。独立論も浸透している。沖縄は捨て石だった。辺野古でのお年寄りの基地建設反対の座りこみは、二度と沖縄を戦場にしてはならないと思っているからだ」と話した。
  沖縄北部の高江でヘリパット建設に反対している伊佐育子さんは、ゲート前座りこみ運動を紹介し、「沖縄の土地は沖縄県民に返すのが復帰だ」と訴えた。

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