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部落問題資料室
NEWS & 主張

狭山50年目の再審を
世論高める運動の輪を広げ

「解放新聞」(2012.11.12-2593)

証拠開示、事実調べせまる
 狭山事件の再審を求める市民集会「えん罪50年を許すな!いまこそ証拠開示と事実調べ・再審開始を!」を10月30日午後1時から東京・日比谷野外音楽堂でひらき、各地から3000人が参加。歌手・沢知恵さんの歌ではじまった集会では、組坂委員長の開会あいさつに続き、石川さん夫妻のアピール、弁護団報告、免田栄さんのアピール、労働界、宗教界からの連帯アピールなどをおこない、事件発生から半世紀、 50年をむかえる来年には証拠開示と事実調べを実現させ、再審開始をかちとるために各地で世論を高める運動の輪を広げよう、と参加者全員で確認。集会後には日比谷野音から横断幕やプラカードを掲げ、デモをおこなった。
  集会では松岡書記長が基調提案をおこない「闘いは山場をむかえている」とのべ、全証拠開示の重要性をあげ、「証拠開示をすすめていけば石川さんの無実は明らかになる。事実調べ・再審開始しかない、という世論を広めよう。地域の闘いを連携・連帯ですすめよう」と強調した。集会のまとめをおこなった鎌田慧・狭山事件の再審を求める市民の会事務局長は「きょうの集会は来年で50年になるこの闘いに決着をつける集会。半世紀の間、殺人者の烙印を押しつけて司法は何もしない。これほどの人権無視はない。日本でこのようなことが起こっている、と多くの人に訴えよう。一人ひとりの人権を大切にするというのが民主主義だ」と語った。
  石川一雄さんは「検察はまだ証拠隠しを続けている。裁判所、検察庁にみなさんの声を届けてほしい。来年こそは司法を動かし、再審開始決定をかちとりたい」と支援を訴えた。弁護団からは中山武敏・狭山事件再審弁護団主任弁護人と中北龍太郎・事務局長が報告をおこなった。

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