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部落問題資料室
NEWS & 主張

「護憲の原点」テーマに
広島で4者共催で憲法学習会

「解放新聞」(2013.09.23-2636)

 【広島支局】「安倍政権と憲法改悪の動き~護憲の原点とは何か」をテーマに憲法学習会を6月29日、福山市人権交流センターでひらき150人が参加した。広島県高等学校教職員組合、広島県教職員組合、部落解放同盟、新社会党の4者共催でおこなったもの。
  講師の纐纈(こうけつ)厚・山口大学教授(同大学副学長)は「日本国憲法改正草案」の危うさを指摘し、「前文」の全面改訂で「平和のうちに生存する権利」が削除され、平和主義の根本的な改変を図っていること、「国防軍」創設の先には「核武装」があると指弾。「護憲運動こそが恒久平和を担保し、格差社会・貧困社会を解決する糸口。平等社会・相互扶助社会への理念こそが構造的差別・暴力を排除できる」とまとめた。

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