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部落問題資料室
NEWS & 主張

子どもの未来や可能性創造へ
就学前教育研究集会ひらき

「解放新聞」(2013.12.09-2646)

 【香川支局】第30回香川県就学前人権教育研究集会を10月26、27日、坂出市内でひらき、1200人が参加。基調提案、記念講演をおこなうとともに、8分科会で19本の実践報告をおこなった。
  集会では、同集会実行委員会を代表して岡田健悟・実行委員長が「30回という節目。振り返れば30年前に、解放保育連絡協議会が組織され、地域と教育保育現場とで子どもたち一人ひとりをいかに育てていくか議論し、被差別部落の子どもを中心にした教育環境をつくってきた。そのことが、あらゆる差別をなくす視点で子どもたちの未来や、可能性をひらく実践や創造につながっている」とあいさつした。
  記念講演は、汐見稔幸・白梅学園大学学長が「保育における教育とは~これからの幼児教育に求められるもの」と題して、教育とは「子どもたちの発達の援助」であるとし、子どもたちに向き合いながら接していくことで「自分が満たされて、初めて人を思う気持ちが生まれてくる」と語った。

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