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部落問題資料室
NEWS & 主張

いっそうの前進へ団結と決意
県連結成30周年記念祝賀会で

「解放新聞」(2014.02.24-2656)
神林村差別行政糾弾など振り返り6人を表彰
  【新潟】県連は1月26日、県連結成30周年と神林村差別行政糾弾判決25周年を記念して、記念祝賀会を新潟市内の新潟会館でひらき、193人が参加した。県連の運動の歩みと神林村裁判を振り返り、功労者6人を表彰。いっそうの前進へ団結と決意を固めあった。中央本部の組坂委員長も激励にかけつけた。
  長谷川均・県連委員長は、県連結成(84年8月26日)への原動力―68年の高田市(現・上越市)での「生活を守る会」結成と高田支部結成(69年、亀井喜代二・委員長)いらいの各支部の立ちあがりと、88年1月26日に新潟地裁で全面勝利した神林村裁判を振り返り、主催者あいさつ。県共闘、同宗達、県同教など仲間の熱い連帯に感謝を表明し「しっかり絆を確認しあい、いっそうの闘いに歩をすすめていこう」と決意を語った。
  第1部は記念講演会。作家の川元祥一さんが「越の被差別の源流と高度な文化・技術と役割-「部落共同体」として」と題して講演。川元さんは、神林村裁判勝利の意義と、県内の部落がもっていたさまざまな技術、文化、歴史などを紹介し、近代の棄民・惰民政策を反省し、部落の職業・技術・文化を評価する啓発・教育を、と語った。
  第2部の祝賀会では、「神林村差別行政糾弾判決25周年」の功労者として、弁護士の近藤正道さん、原告の小池健志さん(湯ノ沢支部長)、関東ブロック議長の片岡明幸・埼玉県連委員長(中執)。「部落解放同盟新潟県連合会結成30周年」の功労者として、渡邉秀明・上越支部長、長谷川サナエ・新発田住吉支部長、高山弘・新潟県人権・同和センター副理事長を、表彰し、記念品を贈った。
  記念講演会では、泉田裕彦・県知事(代理)、高井盛雄・県教育長(代理)、阿部愛子・新潟市教育長、坂井智・県同教会長、村井良一・部落解放・人権政策確立要求県実行委会長、齋藤悦男・部落解放県共闘会議議長が来賓あいさつ。
  祝賀会では、中央本部の組坂委員長ほか、平田大六・関川村村長、中野敏明・上越市教育長、菊田真紀子・衆議院議員が祝辞をのべ、新潟日報社の竹内希六・代表取締役専務の音頭で乾杯した。

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