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部落問題資料室
NEWS & 主張

「ここへ そして ここから」
県人権研究所が40年

「解放新聞」(2014.11.03-2689)
 【福岡】福岡部落史研究会(現在の公益社団法人福岡県人権研究所の前身)の設立40周年のつどい「ここへ そして ここから」が9月28日、福岡市立早良市民センターでひらかれ、会員など700人が参加。同研究会の歩みをふり返るとともに、今後も部落解放運動を軸にさまざまな差別の撤廃に向けとりくんでいくことを確認した。
  つどいでは中西和久さんの「水平社宣言」朗誦に続き、狭山事件再審弁護団の中山武敏・主任弁護人が「私と母と狭山」、部落解放・人権研究所の友永健三・名誉理事が「人権の潮流」、エンパワメント・センター主宰の森田ゆりさんが「エンパワメントとダイバーシティ―多様性を尊重する社会へ」と題し、講演をおこなった。
  主催者あいさつにたった森山沾一・同研究所理事長は、人種差別主義の台頭、戦争への危機が到来している現状のなかで、人権尊重、抑圧や格差をなくすとりくみの輪を研究所を拠点に広げようとあいさつ。続いて、組坂繁之・福岡県連執行委員長もあいさつにたち、戦争へとつきすすむ安倍政権に、「平和なくして人権なし、人権なくして平和なし」の松本治一郎先生の言葉を胸に、人権研究所とともに闘いを深め広げ、ともにつながり歩んでいきたい、と語った。

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