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部落問題資料室
コラム
荊冠旗 第2086号/02.09.16
 公海上を走る船が不審船とされてしまうのが日本。朝鮮に小泉首相が行く前に、何とか点数稼ぎをしておきたいというせこい官僚どもの思惑が、この不審船騒ぎではっきりした
▼そこで画期的なものが発明されようとしている。ついに日本でも始まった、放浪猫などへの対策だ。なんと、西洋世界と同じように愛しい飼い主の元へ帰らない放浪猫に、その居場所が飼い主に一瞬にしてわかるようにしようという「画期的なシステム」
▼それは、猫の体の中にICチップを埋め込むことだ。チップは常に電波を出し、それを衛星が受けて居場所を表示する。何とも簡単な原理だ
▼これは、野生動物の生態などを観測するためにすでに利用されている
▼しかし、考えてもみよう。たかが「猫のため」「野生動物のため」にこのように衛星までを利用した金をかけたシステムが使われるはずがない。だとすれば、その目的はどこにあるのか
▼携帯電話を持っていれば居場所がわかるシステムが、「徘徊老人」の家族のために開発されている。同様に、運送、セールス関係では、いまどこにいるかが会社にわかり、客からの依頼があれば、一番近いところにいるものが行き、さぼればわかるシステムがすでに稼働している
▼猫システムは、しだいに、すべての人間に広げられていく。というと、そんな大げさなという人があらわれる。ならば入間は猫でないことを私たちはどこまで示せるのか。

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