家族と法
――個人化と多様化の中で
二宮周平 著 岩波新書(定価780円)
「家族再評価」の時代に懸念をもっている。親殺し、子殺し時代の反映だ。これらの事件には、「家族」幻想がある。家族といっても、別の人格の集合であることへの認識の希薄さは「支配」を生み「私物化」を正当化する。「伝統」への検証もなく、「家」を守る意識は存続し、法制度も国家意思を反映したものになっている。「解放新聞」購読の申し込み先
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