新年早そう、A紙の「漢字抜け熟語」に挑戦した。どうしても解けない問題が２間。設問の間違い、などと解けない理由を考えたが、クイズが求める解答はできたので、まあいいか
▼本紙新年号のクロスワードパズルは解答はでるが、コマが４こ落ちていた。これは本紙の大ミス。おわびしたい
▼予想外といえば、米大統領選挙戦の本格スタートとなる民主、共和党のアイオワ州での党員総会。民主党のヒラリー候補が、あっさりとオバマ候補に負けた
▼党員総会は、党員が集まり立候補予定者ごとの代議員の配分を決める。党員が大統領候補を指名するための投票をおこなう予備選挙をおこなうのが一般的だが、アイオワ州の党員総会が注目されるのは、最初におこなわれるためだ
▼ヒラリー候補はこれまでの「経験」を強調したが、およばなかった。オバマ候補が強調したのはブッシュ政権からの「変革」だった。9.11以降の閉塞感からの脱却をいかに多くの米国民が望んでいるかが証明されたかたちだ
▼もっとも、予備選挙の今後がどうなるかは、各候補がどういう戦略を取るかによる。先行き不透明だ
▼部落解放運動も本当の改革が望まれている。原点にたちながら、今後の新たな運動の方向をどう示すのか、機関紙としての役割をしっかり果たしていきたい。もちろんそのためには豊かな経験も必要だ。運動の改革が先行き不透明であってはならない。