またもや差別投書
「死ね　工夕４…」など
Ｔさんへ９通日
「解放新聞」(2002.11.04-2093)

　【香川支局】四国学院生徒への差別投書事件の被害者であるＴさん宅へ八月二十二日、九回目となる差別投書が送られた。
　差別投書は善通寺市郵便局消印で、内容は「死ネエタ　４　ブラクミン　迷惑ダ」と黒のボールペンで定規を使用して書かれており、前回同様の手口であった。八月三十一日、Ｔさんが自宅のポストをあけると封筒があり、差別投書と判断。「道芝蔀落解放サークル）」の部長はじめ部員数名に連絡し、Ｔさん宅にて事象確認した。四日後、部会をひらき部員全員に報告し、今後の方策を学院側と話し合うことを確認した。
　九月九日、Ｔさんはじめ部員二人が部落解放同盟香川県連合会へ事象報告に訪れた。また四国学院学長へも事象報告し、学長は「部員との話し合いの場を早急に設け、今後の対応を考える」とのべた。