支援カンパにお礼
DPl世界大会成功と報告
「解放新聞」(2002.12.2-2097)

　DPI（障害者インターナショナル）世界会議の第六回世界大会が札幌市でひらかれた。この世界会議札幌大会は、十月十五日から十八日の日程でおこなわれ、海外からの参加者は八百人をこえ、全体の参加者も三千人をこえる大きな大会となった。
　部落解放同盟も反差別共同闘争の立場から世界会議札幌大会の成功に向けて支援をしてきた。
　この世界大会終了後の十月三十日、札幌大会成功に向けた支援にたいするお礼と報告をかねてDPI日本会議の三澤了・事務局長が中央本部を訪れた。
　三澤事務局長は松岡書記長にたいして謝辞をのべるとともに、分科会は十五のテーマで四十セッションがおこなわれ、大会の最終日には、国際的な障害者権利条約の制定を強くよびかけることを基調とした札幌宣言を全会一致で採択した、とのべた。
　松岡書記長も大会の成功を喜び、これからも差別のない社会の実現に向けてともに闘っていきたいとのべた。
　また、この席で部落解放同盟として組織内によびかかけた、札幌大会成功に向けたカンパ、百二十万円を手渡した。