同宗連が研修会
宗教者として人権を学ぶ
「解放新聞」(2003.02.17-2107)
【神奈川支局】県「同和問題」にとりくむ宗教者連絡会議が十一月十二日、横浜市・曹洞宗大本山総持寺で研修会をひらき、加盟各教団から七十人が参加した。
研修会では、曹洞宗人権啓発相談員の篠原鋭一さん(千葉県長寿院住職、曹洞宗ボランティア会理事)が、「宗教者の人権擁護活動―同苦同悲の行を怠ってはならない」と題して講演。篠原さんは、ボランティア会の海外派遣で遭遇した人身売買にふれ、世界で起きていることは必ず日本にも関係すると、人権の国際的な視点を指摘し、寺院を地域に二十四時間開放した活動などを紹介した。また、誰がやるかではなく、私がやりましょうという、共生の連帯責任を行動にすることが宗教者の務めで、そのために正しく学び、行動することから出発しよう、とよびかけた。
市川智彬・県同宗連議長が、同宗連再立ち上げから第一回目の研修なので有意義な日にしよう、と開会のあいさつをした。
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