JR南草津駅で差別落書
「今でも人間食べてるの」など
「解放新聞」(2003.08.11-2132)
【滋賀支局】「いつまでも同和の滋賀県」「○○町って今でも人間食べてるの」などと悪質な差別落書が、4月16日、JR南草津駅構内の男子トイレで見つかった。
この差別落書にたいして草津市と市職員は、「差別落書は人権侵害です。人の心を傷つける落書は絶対にやめましょう」と4月23日から連日、100人前後の市職員が自発的に集まって南草津駅を中心に啓発ビラの配布をおこなった。
また草津市は、5月15日号の広報誌でこの差別落書の発生を伝え、6月1日号では「いまだに現存する差別!」と題して、差別落書を許さない世論の形成を訴える啓発文書を掲載した。
一方、草津市人権センターも、広報誌「ぴーぷる」に、この差別落書を提示し、どこが差別であり、なぜ問題なのかを訴えるページを作成して、町内会組織をとおして草津市内の全戸に回覧した。
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