原点にもどって
居るだけでなく参加を
高校生集会
「解放新聞」(2003.08.25-2133)

同じ思い共有する仲間を

　【高知支局】部落解放第24回高校生集会を、６月21、22の両日、香美郡野市町の高知県立青少年センターでひらき、県内の高校生、指導者ら80人が参加した。
　集会は、主催者を代表して中山研心・県連執行委員があいさつ。悪質なホームページや差別投書の内容を示しながら差別とたたかう、次代の高校生たちを激励した。
　基調提案は、幡多ブロック代表者から「もう一度『県高』の原点にもどり、そこに『居る』だけでなく『参加』し、意見を出し合おう」と強調、高校生としての課題や現状認識を提起し、「自分と同じ思いを共有できる仲間を見つけ、実践することが大切だ」と結んだ。全体学習では、「人権ビデオの制作について」を鑑賞。分科会では、「差別の現実と私たちの立ち上がり」「高友等の活動・高校生活と進路」「親の生きざま、私の生い立ち」の３分科会にわかれて報告と意見交換をおこなった。