とりくみの強化をと
島根実行委が総会で
「解放新聞」(2003.10.06-2139)

　【島根支局】部落解放・人権政策確立要求島根県実行委員会の総会を、９月２日、松江市労働会館大ホールでひらき、80人が参加した。
　総会は、同実行委の窪田享信・会長があいさつで「実行委を強化し、人権擁護法案の抜本修正に向けて結集しよう」とよびかけた。つぎに、来ひんの松岡中央実行委事務局長（中央書記長）が、国会を中心とした「人権擁護法案」の動きにふれながら、抜本修正に向けた今後のとりくみの方向性と強化や、来るべき国政選挙へのみずからの出馬の決意ととりくみを訴えた。議事では、活動、会計報告と今年度の活動方針案、予算案が提案され採択された。役員選出では、窪田会長、秋風潔・事務局長ほか新役員を選出した。

人権確立へ立ちあがり訴え

　総会後、記念講演として、中田幸雄・鳥取県連前書記長が「わたしと部落解放」と題して、みずからの体験を語りながら、部落解放運動と「同和」行政へよせる決意と、みずからの展望を語り、参加者に人権確立へのたち上がりを訴え、講演した。