pagetop
   

 

 

解放保育の創造へ
第26回全解保 ジェンダーフリー柱に

「解放新聞」(2003.10.27-2142)

 

 第26回全国解放保育研究集会、第20回香川県就学前「同和」教育研究集会を10月11~13日、香川県・丸亀市民体育館を主会場にひらき、全国から3500人が結集、政府の構造改革が弱者切り捨てですすめられるなか、子どもが置かれている厳しい現状を問い、解放保育が培った精神が後退することを許さないと、熱心に討議した。
 主催者あいさつで辻本正教・中央実行委員長が「いじめ、暴力事件、青少年の心の問題が取り上げられるなか、人権を尊重する心を人間形成の基礎となる乳幼児期に培う役割は大きい」と、現場での踏んばりを激励した。
 集会のテーマは「部落差別はじめあらゆる差別の現実に学び、解放保育を創造しよう」で、ジェンダーフリーを大きな柱としたもの。2日目は15の分科会、3日目はジェンダーフリーを日常的に研鑽する視座を辛淑玉・人材育成技術研究所所長が講演した。


「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)