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一人ひとりがつながって
「人権センターながの」設立

「解放新聞」(2003.11.10-2144)

 

 【長野支局】NPO法人「人権センターながの」の設立総会が8月10日、長野市中央隣保館でひらかれ、趣旨に賛同する40人が参加し、事業計画を決めるとともに役員を選出した。
 この「人権センターながの」は、99年に準備会を発足して以来、とりくみを重ねてきたもので、個人を中心に教師、医師、企業者、宗教者らさまざまな人たちによって設立した。設立趣旨は、「差別をなくしたい」という共通の願いに共鳴する人と人とのつながりを誇りに、さらに一人ひとりが創造し、実践し、つながっていくために歩んでいきたい。その実現のために、幅広くより市民が参加しやすい公益的な活動を求める、としている。
 具体的な事業としては、①「何とかするさ(誰でも相談)事業」では、差別のなかで声をあげられずに苦しんでいる人に視点をおき、相談者「待ち」のとりくみから「発見」する機能をもたせる②在日、滞日外国人、子育て、高齢者、部落問題などあらゆる差別の視点から、「『人・いのち・心』(人権)マップ作成検討事業」③あらゆる差別にとりくむ団体・個人との連携する「反差別情報ネットワーク事業」④解放子ども会支援事業⑤講師の登録・派遣⑥ホームページの設置事業⑦「『同和』教育は何をはたしてきたのか」検証事業など。
 代表理事には、世界人権宣言県実行委員会の中山英一さんが選ばれた。事務所は、長野市の国労長野会館内。問い合わせは同センター(tel.026・225・5045)へ。


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