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第49回全国女性集会
雪の水上で1400人が誓う
男女平等人権確立社会実現へまい進

「解放新聞」(2004.01.26-2154)

 

 部落解放第49回全国女性集会を群馬県・水上町観光会館を主会場に1月17、18日にひらき、33都府県連1400人が結集した。平和と人権が脅かされる内外情勢のなか、女性解放を中心にすえ、部落差別撤廃のための諸課題について論議した。

 集会は、最後の最後まで補充書を書きつづけ、無念のなかで逝去した山上益朗狭山主任弁護人の冥福と闘いを引き継ぐことを誓い、全員で黙祷をささげはじまった。組坂委員長が、「イラク派兵がおこなわれ、憲法が踏みにじられようとしているいま、人権・平和・環境を守り抜こう。それを確立するために松岡書記長を国会に送ろう」と、檄を飛ばし、いまこそ反ファッショ統一戦線を創ろうとした松本治一郎元委員長の闘いを引き継ぐとき、と部落解放運動が果たすべき役割をよびかけた。
 また、松岡書記長も「部落解放運動の議席」という責務を胸に、選挙に向けて闘うと決意をのべた。
 地元歓迎あいさつ、来ひんあいさつのあと、岸田章子・女性対策部長が基調提案し、女性をとりまく状況、部落解放の課題をあげ、男女平等社会の確立・人権社会の実現にまい進しようと結んだ。
 全体会では、みずからの課題をより鮮明化するためパネルディスカッション「男女平等社会の実現をめざして」をとりくんだ。
 2日日には、9つのテーマで分科会をおこない、それぞれが地元にかえり、地域で闘うことが、部落解放への道をつくることであることと確認した。
 集会スローガンは「部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃と、男女平等社会の実現めざし、世界の女性と協働した取り組みをすすめよう!」。


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