メーデー会場で展示
狭山の再審求め訴え
「解放新聞」(2004.05.17-2169)
「働くものの連帯で『平和・人権・環境・労働・共生』にとりくみ、労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な世界をつくろう!」を掲げ、第75回メーデー中央大会を4月29日、東京・代々木公園でひらき、4万人が参加した。主催は、連合と41のNGO・NPO団体(部落解放同盟も参加)で構成する中央実行委員会。
部落解放同盟は、昨年にひきつづき、「ふれあい祭りテント」の一角にパネルやカモイの模型など狭山事件を中心に展示をおこない、メーデー参加者に事実調べ―再審開始、証拠リストはじめ全証拠の開示―誤判・えん罪をなくす証拠開示のルール化を訴えた。
主催者あいさつで、中央実行委員長の笹森清・連合会長は「労働運動の再生、活性化を必ずなしとげ、昨年を底として今年こそ回復の年にしたい。日本再生に向けての牽引役を担う労働組合は、職場や地域のみなさんとともに手をとりあい、日本の進路をきりひらき、誰もが笑顔で安心して暮らせる世の中を、きょう、いま、ここから、とり戻すための努力をしたい。日本を再生しよう。労働運動の再生、活性化をみんなでやろう」と訴えた。
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