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全同盟員は選挙本番行動で
「五つの実践」をやりきろう
「解放新聞」(2004.06.28-2175)

 

 6月24日、第20回参議院選挙が公示された。部落解放運動の命運をかけた松岡とおる参議院比例区選挙闘争が、本番の最終盤に突入した。
 小泉政権の「戦争のできる国」「弱者切り捨ての構造改革」路線にたいして、松岡とおる候補は、あらゆる政策に生命・人権・平和・環境の視点を貫きながら「人権立国ニッポン」を実現する路線を宣言し、「解放の議席」を奪還するために全国の反差別・人権を求める仲間たちの熱い支援に支えられ力強い闘いを挑んでいる。
 参議院選挙の情勢は、きわめて緊張した状況になってきている。マスコミ各社の世論調査では、自民党と民主党への支持率が括抗しているといわれているが、「風」次第で大きく変化することが予測される。また、国民の政治への不信感が投票率を低下させることが必至であり、民主党にとっては不利な状況になるといわれている。
 この状況は、民主党で比例区を闘う候補者にとっては、直接影響を被ることになる。民主党の比例区候補は、松岡とおる候補を含めて26人である。いずれも有力な候補者であるが、現在安全圏にいるのは7~8人であり、残りの候補者のうち10人前後が横一線の団子状能で当落線上にあるといわれる。松岡候補は残念ながら後者である。

 勝敗を決するのは、7月11日まで息を抜かない闘いをやり抜くかどうかである。横一線の団子状態という当落線上から抜け出し、勝利を確実なものにするためには、繰り返していうように、「三つの行動」を各都府県連・支部が徹底的にやりきることである。
 もう一度、「三つの行動」を確認しておこう。
 まず第1に、「スジ押さえ」の行動である。同盟員や企連会員、出身議員・推薦議員による紹介は、完全にできているか。推薦団体などへの働きかけに抜け落ちはないかを点検しよう。
 第2に、「念押し」の行動である。「松岡とおる」の名前を覚えてもらい、投票日に確実に書いてもらうように、個個面接や電話、演説会(諸集会)、ポスターやビラ、街宣車などで何度も念押しすることを徹底しよう。
 第3に、「投票促進・確認」の行動である。投票日には、「松岡とおる」への支持をお願いしてきたすべての人に、必ず選挙に行って松岡とおるに投票してもらうように促進・確認するための連絡体制をしっかりと準備しよう。
 この「三つの行動」をやり抜けば、混戦状態から抜け出し、松岡参議院選挙闘争の勝利は確実なものになってくる。

 松岡参議院選挙勝利に向けて、都府県連・支部が「三つの行動」をやり抜くこととあわせて、全同盟員に「五つの実践」を必ずやり抜くことを訴えたい。
 第1は、「もう一人の新たな支持者を必ず獲得しよう!」ということである。当落線上の混戦状態から抜け出るためには、支持者拡大以外にない。最後まで、「もう一人!」の支持者拡大をお願いしたい。
 第2は、「紹介した知人へ念押し確認と支持拡大依頼を必ずやりきろう!」ということである。「松岡とおる」の名前を投票日に書いてもらうまで念押ししてもらいたい。
 第3は、「個人演説会・支部集会に参加し、団結署名を必ず行おう!」ということである。比例区選挙の仕組みをしっかり頭に入れ、団結署名用紙を活用して「松岡とおる」の名前をしっかりと手で覚え込んでほしい。
 第4は、「投票日までに期日前(不在者)投票を必ず終えよう!」ということである。投票日までに何が起こるか分からないので、期日前投票を済ませておいてもらいたい。
 第5は、「投票日には紹介した知人へ投票確認の電話を必ず入れよう!」ということである。知人や友人、遠方の親戚などに投票の確認と促進をいってもらいたい。
 すべての同盟員が「五つの実践」を遂行し、すべての都府県連・支部が「三つの行動」を貫徹することによって、松岡必勝を確実なものにしていこう。7月11日までの残されたわずかな時間を死力を尽くし、部落解放運動の確かな将来を切り拓いていこう。


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